【はじめる準備】最初に最低限そろえておきたい道具について
はじめに
私は家庭菜園をはじめるにあたり、菜園スペースのみを借りたため、道具類は自費でホームセンターで買い揃えたり、元から自宅にあるものを使用したりしました。
最初に必要だった道具は以下の通りです。
クワ
私が畑を借りて一番最初に行った作業が、「バーク堆肥」と呼ばれる樹皮を発酵させて作った堆肥を畑に漉き込むことでした。これはクワを使って作業しました。
それが終わった後は畝立て。こちらも主にクワを使って行う作業です。
他、固まった土を砕いたり、草を削り取ったりするのに使える一番の必需品です。
金葉 ステンレス家庭鍬 1200mm柄
レーキ
クワを使って畝を立てた後、畝の表面の土を平らにならすのに使います。
畝を美しく仕上げるのになくてはならない道具です。
他、刈り取った雑草を集めるのにも使えます。
浅香工業 金象印 H・S スチールレーキ 1350
ホー
家庭菜園をやっていて最も多く時間を割たなければいけないのがたぶん畑の除草作業です。
借りる場所にもよるのでしょうが、私が借りた川の土手沿いのスペースはとにかく雑草の生育が旺盛。
はじめのうち、手鎌やハンディタイプの草抜きホーを使ってしゃがんで作業をしていましたが、これが意外と体に大きな負担をかけます。
柄の長いホーを使って草の地上部を削り取るようにすると、立ったまま作業が出来るので楽です。
地中に根っこは残りますが、除草作業は定期的にするものとの割り切りが必要だと思いました。
大進(ダイシン) 金葉 ステンレス窓ホー
マルチシート
私の場合、初めて家庭菜園にチャレンジするにあたり、固定種(在来種)野菜のタネを畑に直まきすることにしました。理由は、単純に苗の値段が高いと思ったことと、「固定種野菜の無肥料自然栽培」というコンセプトに強く惹かれたことによります。
教科書として購入した書籍「固定種野菜の種と育て方」(野口勲 関野幸生 著/創森社/2012年)に、それぞれの野菜の作り方のコツが紹介されています。
固定種野菜の種と育て方
マルチシートには、土の水分を保つ、地温を上げるため野菜の生育が早まる、雨が降った時や水やりのときに泥水の跳ね上がりを防ぐので病気が少なくなる、などのメリットがあります。
私は初年度春夏の栽培品目として「ときわ地這キュウリ」・「埼玉青大丸なす」・「埼玉青大丸なす(しんくろなす)」を選択しましたが、ときわ地這キュウリは黒マルチ、埼玉青大丸なすと埼玉青大丸なすは透明マルチを使うとのことでしたのでそれぞれ購入しました。
大切なのは畝幅に合うサイズのマルチシートを選ぶことです。私の場合は畝を60~90㎝の幅で立てたので、幅135㎝のマルチシートがジャストサイズでした。
イワタニ 菜園用黒マルチ 0.02mm×135cm×50m
イワタニ 菜園用透明マルチ 0.02mm×135cm×50m
その他
畝の長さを測る際などに使用するメジャーや、水やりの際に使うジョーロ、野菜を苗から育てる場合に苗を移植する移植ゴテなどは、たいていのご家庭に常備されているのではないかと思います。
また、作業を進めていくに従い、支柱や園芸バサミ、ひも類などが必要になってきますので、適宜買い揃えることになります。
(おわり)
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